「瓢箪座(ひょうたんざ)」とは。

ヒョウタンと編集は不可分な関係です。
「人類の原器」(※)と称されるヒョウタンですが、

いいかえれば「編集の原器」です。

ヒョウタンは人類最古の栽培植物のひとつです。
アフリカ原産とされ、それから世界へ広まったと考えられています。

日本にやってきたのは縄文時代の早期。
一万年もの間、人のくらしに寄り添い、T.P.Oに応じて加工されてきた植物なのです。

容器、食器、茶道具、喫煙具、石灰入れ、装身品、生活雑器、農具、漁具、
狩猟用具、武具、医療具、薬、仮面、祭器、神器、呪具などの儀式用具、
シンボル、楽器、虫かご、遊具、装飾品、観賞栽培、食料…など。
ヒョウタンを神の化身としたものまであります。
最近ではスピーカーや照明器具などもありますね。

動詞でみると、入れる、漉す、鳴らす、こする、響かせる、保管する、捉える、
祈る、呪う、愛でる、食べる、照らす、すくう、たたく、吹く、弾く、沸かす、
のせる、かぶる、飾る、葬る、贈る…など、どうにでもして〜!状態。

ここには衣食住から冠婚葬祭まで、産業から宗教まで、
文化、民族、時代、それぞれの生活習慣に応じた活躍の場が含まれています。

いつでも変化自在できるようにスタンバイしている、
うずうず、うずうず、している動的な植物なのです。

この変化自在なヒョウタンこそ、人間がもともと持っている編集力、
イメージする力を格段に引きあげたといえるのではないか!
と思えてならないのです。

想像してみてください。
1万年前、人はヒョウタンがぶら下がっているのを見て、
もしくは、たまたま乾燥したヒョウタンを割ってみて、
加工することを思い立ったのかもしれません。
こうしたらどうか、ああしたらどうかと想像してトライし、
創意工夫したのではないか。

ヒョウタンは人の手によって様々な変容をとげる。
どんな形でもそれぞれに魅力があり、使い方がある。
加えて、その佇まいのなんと剽軽(ひょうきん)なことか。
ここに、私は無性に魅かれます。

わが屋号「瓢箪座」というネーミングも、
こうした編集力に着目し、シンボルに掲げている次第です。

 

※湯浅浩史氏著『ヒョウタン文化誌』(岩波新書)より

 

 

瓢箪座 代表 中野 由紀昌

 


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