雌花の第一号、風神の“イヴ”開花!
2022/06/22
◆5月下旬、糸島のヒョウタン農家&作家の龍石さん(カラヴィンカ)の畑づくりをお手伝いしたお駄賃として、ヒョウタンの苗を2ついただきました。瓢箪座はプランターでの栽培ですが、ここ数年試したもののうまく育てられなかったので、今年こそはとリベンジ中です。昨年は葉は繁るけれども雄花1輪しか咲かないという状態。ヒョータニストの丸黄うりほさんにお尋ねすると「土に窒素が多い」と指摘されたので、肥料のバランスを意識して土作りをして、2つの苗を瓢箪座に迎え入れました。◆するとどうでしょう!大きな葉を広げながらぐんぐん伸びていくではないですか。そして見つけた雌花の蕾。あっという間に開花の時を迎えたようです。◆昨日(6/21)の夕方、ヒョウタンが2輪ほど開花しました。雌花の第一号、風神の“イヴ”です。ヒョウタンって真っ白な縮緬のような花を咲かせるんですよね。あいにく雄花がまだ開いていないので朝にはしぼんでしまったけれど、ふんわりと瑞々しい命の花。まだ花はスタンバイしているので、これからが楽しみです。

ホームページ、少しずつ刷新します
2022/06/17
◆2022年の夏より、瓢箪座はデジタル・パブリッシング(電子出版)に着手します。とりいそぎ、ホームページのTOPに予告文を載せました。◆印刷された書籍は大好きです。いつもそばになければ落ち着かない。けれども時代は激変しています。本に携わる仕事を求めてきたけれど、従来の書籍の基準に我が身をなんとか合わせようとしてきたのではないか、という問いが生まれたのも、変容する時代を受け入れた瞬間からでした。◆これから先の時代の情報発信のひとつの手法として電子書籍はある。たとえスタイルは変わっても、また新しい時代だからこそ編集が必要である。◆AmazonのKDPサービスがスタートし、個人でも電子書籍を出すことが可能となりました。これはチャンスです。ただ、あまりにも玉石混交、これを書籍と言っていいの?と疑問に思えるものも実際多いのです。◆質の高い、いつの時代でも通用するコンテンツを、e-Bookにのせてお届けできるよう、これから取り組んでまいります。詳細はこれからです。しばらくお待ちください。(写真は九州国立博物館『北斎展』で展示された葛飾北斎の「瓢箪から獅子」)

九天玄氣組の2022年度はじまる
2022/04/01
◆4月になりました。私が組長を務めるイシス編集学校九州支所「九天玄氣組」も新年度を迎え、企画も続々と立ち上がっています。たとえば朱舜水に発する「舜天海プロジェクト」の勉強会、Zoomを使った「コミュニティ番組」(毎月3回)に加えて、4月から九天アワード企画も始動します。16年目に突入した九天玄氣組はこれまでにない蠢きを見せており、ようやくここまで来たなと胸躍ります。◆この顔ぶれ、この熱気、留まること知らない向学心ーーこの九州編集コミュニティはおそらく前例のないもの。組長の使命は、九天玄氣組だからこそなし得る編集の醍醐味とその魅力を、わずかでも社会へ伝え残すこと。無茶で無謀な野望だからこそ、前人未到の世界を開拓することができるはず。2026年の20周年までになんらかのカタチに残すために、九天玄氣組は編集し続けます。

岡野弘彦先生の新著『伊勢の国魂を求めて旅した人々』
2022/03/08
◆歌人・岡野弘彦先生の新著『伊勢の国魂を求めて旅した人々』(人間社)を名古屋の米山拓矢さんが送ってくださいました。同著は三重県の地方文化誌『伊勢人』の連載をまとめた一冊で、同じく三重の堀口裕世さんとともに編集を担当されたのだそうです。いずれもイシス編集学校の同志です。米山さんは松岡正剛先生の著書『うたかたの国 ー日本は歌でできている』(工作舎)の編集を担当したことで話題となりましたね。これからじっくり拝読しま〜す。◆岡野弘彦先生の和歌講義、じつは私もちょこっと受けたことがあります。何年前だったか、セイゴオ先生が主催する未詳倶楽部のゲストに岡野先生が招かれたときですね。とても穏やかな語り口と柔和な表情をよく覚えています。◆折口信夫最後の弟子でもある岡野先生は、宮中歌会始選者や宮内庁御用掛を務められたことは知られています。大正13年のお生まれで、なんと今年の七夕で98歳!◆この本を通して、長年、岡野先生のそばに寄り添ってこられた堀口さんのお姿を思い浮かべます。信頼あってこその一冊。いつまでもお元気でありますように。

飛梅の下でひょうたん酒
2022/02/23
◆太宰府天満宮の楼門に「ひょうたん型」の門が設置されているという情報が、大阪のヒョータニスト・丸黄うりほさんから届きました。◆これは確かめねば!と足を運びましたが、ひょうたん門はどこにもない。神職の方に尋ねると、節分時期の1月末〜2月上旬までの設置とのこと。ひと足遅かったです…◆けれども、御神木「飛梅」の下でひょうたん酒をいただく厄払い神事は絶賛受付中でした。あいにく(!?)厄年ではないので、ひょうたん酒も遠目で眺めるのみでしたが。◆太宰府には、厄年を迎えた人がひょうたんの中に祈願の文を入れて厄除け祈願する習わしがあります。厄あけした際には焼納の神事もあるんですが、これがひょうたん好きには衝撃的な光景でして。例年4月4日だそうですよ。

14回目の設立記念日(2)
2022/02/03
◆本、雑誌、テレビ、ラジオ、レコード、CD…。憧れたものは、どれもこれも発信源はマスメディアだった。つまり、すべて「メディアの後追い」になっていたわけだ。後追いでいいのだろうか。私が今、編集屋を標榜しているのもその流れの中にあるのだが、そもそもイメージを媒体に焼きつけ伝達し、交換して新たな世界が立ち上がるプロセスが好きなのだ。◆恥ずかしながら、これまで数々の企業や団体に体当たりしてきた苦い経験がある。例えば東京の大手出版社や九州の某団体、放送局への企画打診、某文化施設の企画コンペなど…もう17、18年前のこと。個人であっても企画がおもしろければ話は通ると信じてのことだった。その度にいやというほど非力と無力を思い知ったが、単にメディアの後追いをしていただけだったのだろう。もうやめた。これからは瓢箪座と、九天玄氣組のフィールドを開拓するために全力を注ぎます。2月3日、14回目の設立記念日に寄せて。

14回目の設立記念日(1)
2022/02/03
◆すべての原動力は「憧れ」に起因する。あの人のようになりたい、あんな仕事がしたい。あんな生き方をしたい。ずっと追っかけてきた。子供の頃は漫画家になりたいと思っていた。小学生の頃は高橋留美子先生、中学では楠桂先生にぞっこんで、その後もイラストレーターや絵本作家になりたいという夢を密かに抱き続けていた。ちなみに高校で憧れたのはアメリカの女性スプリンター、フローレンス・グリフィス・ジョイナー。ネイルアートで颯爽と駆け抜ける姿に、短距離選手だった私は魅了されていた。高校時代の陸上ムーブメントはそのまま社会人まで続くが、企業に入ってからは思うように走れなくなり、心身のバランスも崩してしまう。憧れが不在の時期だったと、今になって思う。(つづく)

不滅の「みやけうどん」
2022/01/31
◆ふと思い出して、20年ぶりぐらいに「みやけうどん」(博多区上呉服町)へ。当時勤務していた出版社の近くにあった老舗のうどん店で、博多ならではのやわふわの麺と、溢れそうなほど注がれた昆布出汁(たまに大将の親指も浸っていた)、注文して30秒ぐらいで出てくる速さ、飾り気のない店構えがお気に入りだった。時間がないときなど、飲むように胃に流し込んでいた。◆建物も大将もうどんの味も料金もまったく変わっていない!と驚いていたら、大将が「地震の時は知っとるね?」という。「よく来ていたのは地震の前だから」と話したら、この付近がいかに被害を受けたかを教えてくれた。この店舗も福岡西方沖地震の時、崩壊の危機だったそうだ。なんとか補修して維持しとるよと、大将は笑顔で話してくれた。◆建物は大正14年築らしい。その昔、五木寛之さんも来店したと聞いている。ずっとこのままであり続けてほしい。写真は、当時よく注文していたトッピング=わかめ+生卵で550円。素朴で旨し。

田中達也さん「見立ての世界」を遊ぶ
2022/01/20
◆ミニチュア写真家・田中達也さんの作品展『MINIATURE LIFE2展 田中達也 見立ての世界』が博多駅のJR九州ホールで1/17まで開催されていたので、駆け込み鑑賞。ホッチキスの針やノートなどの文房具から野菜や果物などの食品、食器といった日用品をなにかに見立て、物語を立ち上げる。描きたい物や風景を設定してからそれに見合う日用品を探す場合と、日用品の造形からイメージを膨らませていく場合とあるとのこと。こんなに日常的なもので別世界が立ち上がるなんて想像しただけで毎日が楽しくなりそう。◆であれば、自分のまわりにあるもので自主練ぐらいできるんじゃなかろうか。ってなことで、試しにやってみました。そこで気づいたこと。日用品を風景にして暮らしのシーンを切り取るには、そこに人の営みがなければ成立しない。なるほど、これは人物のフィギュアの存在が不可欠なのね。◆人物のフィギュアなんてないので、目の前にあったヒグチユウコさんの「ひとつめちゃん」フィギュアにチョコレートの袋を被せてみた。エレファントマンのつもりなんだけど…だめだこりゃー(笑)。やっぱり決め手は「人」なんだな。

九天玄氣組の年賀2022開封
2022/01/08
◆編集工学研究所の松岡正剛さんが校長を務めるイシス編集学校。Web上の学校だからネットにアクセスできる場所であれば世界中どこからでも学べるわけですが、九州を足場に地域編集に向き合う奇天烈なコミュニティがあります。その名も「九天玄氣組」。2006年秋の発足以降、私は組長を務めています。2022年で16年目に突入。現在メンバーは47名。編集学校の守を卒門した受講生でかつ、九州在住、九州出身、九州にゆかりのあるメンツで構成されており、九州はもとより東京、神奈川、千葉、島根など組員の居住地は九州のみに限りません。◆セイゴオ校長には発足時(厳密には発足前から)特製の年賀編集作品をお届けしてきました。その年賀が毎年ヒートアップしており、おそらく類なき贈り物になっていると自負するところです。◆松岡正剛事務所のブログ「セイゴオちゃんねる」では1/6の年始会の様子がレポートされました。そのラストに九天の年賀作品が開封される瞬間の様子も紹介!セイゴオ校長も喜んでくださったご様子です。果たして、どんなクレイジーな年賀を編集したというのでしょうか!近いうちにとあるWebサイトでお披露目する予定。お楽しみに!

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